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先日、高杉良さんの「暗愚なる覇者」を読みました。大手生保で働くエリート社員の話でしたが、そこで「相互会社」という経営形態について詳しく書いてあって、なかなか勉強になりました。その小説では、相互会社のデメリットがクローズアップされるような部分もありましたが、一方でメリットになる部分も記載されていました。確かに、保険と言うのは「危険を担保する」ものであり、保険会社の経営が不安定であれば本来の役割を果たすことも出来ませんので、株式会社のように第三者から多くを干渉されるような経営形態はある意味そぐわないのかもしれません。一方で、コンプライアンスや内部統制が叫ばれている昨今、経営の実態がベールに包まれたままと言うのはやはり問題があるでしょう。委員会を設置している会社もありますので、経営をきちんと監視するような仕組みと言うものが求められているのでしょう。大切な保険料がどのように使われていて、そして保険会社がどのような状況にあるのか、保険料を支払っている立場として、当然知るべきことであると思います。保険料を支払っていると言うことがその法人を支えていると言うことに他ならず、株式会社における株主と同じ役割を果たすのですから。